写真で見る日本の歴史
 トップページテーマ原爆遺跡広島 0301広島
原爆遺跡
広 島
原爆遺跡トップ | 02長崎
1945年8月6日午前8時15分。広島の上空約600mで原子爆弾が爆発しました。これが、人類初の実戦使用された核爆弾です。その年の終わりまでに約14万人もの人々が亡くなりました。(当時の広島市の人口は28万〜29万人)
リンク
原爆ドーム 広島城 広島平和公園

               

原爆ドーム
旧広島産業奨励館。昭和20年(1945)8月6日、広島に投下された原爆によって現在のような廃墟になりました。昭和41年(1966)に永久保存が決定されていましたが、政府が世界文化遺産への登録を推薦したことによって、平成8年(1996)にポーランドのアウシュビッツ強制収容所に続いて「戦争の負の遺産」として登録されました。
広島県広島市中区大手町1丁目
サイト内リンク
世界遺産【原爆ドーム】 トップページシリーズ日本の世界文化遺産原爆ドーム


被爆前と被爆後の原爆ドーム
広島県産業奨励館(被爆前) 広島県産業奨励館(被爆後)
原爆による倒壊前の原爆ドームの姿です。原爆ドームの案内板にあった写真を撮影しました。
前の写真とほぼ同じ位置から撮影した現在の姿です。左の写真と比較できるよう、白黒加工しました。
ページのトップ


広島城
天守閣は、昭和9年に国宝に指定されるなど創建時から存続していた建物が多くありましたが、原爆によって倒壊しました。戦後、外観は当時のままで復元されました。日露戦争時には、城内には大本営が置かれ、被爆当時には陸軍第五師団司令部も置かれていました。
広島県広島市中区基町21-1
サイト内リンク
お城シリーズ【広島城】 トップページシリーズお城シリーズ広島城

遠景 二の丸1 二の丸2 暗渠跡

広島陸軍幼年学校跡 二の丸表御門 二の丸太鼓櫓
昭和20年(1945)8月6日の原爆によって校舎は全焼し、終戦とともに廃校となりました。現在は門柱だけが残されています。 天正期末(16世紀末)から原爆による焼失まで存続しつづけました。現在の建物は、平成3年の復元で、昭和9年(1934)に当時の陸軍第五師団経理部が作成した実測図などをもとにしてつくられたものです。 二の丸御門とともに、平成元年の築城400年の記念事業として再建され、平成3年に完成したものです。中にも入ることができます。
ページのトップ


広島平和公園
広島市内を流れる元安川と本川にはさまれた旧中島地区。原爆によって町全体が破壊焼失し、戦後、その跡地につくられたのが広島平和記念公園です。公園内には多くの原爆に関するモニュメントをはじめ、記念資料館などの施設があります。
広島県広島市中区中島町

相生橋 レストハウス 平和記念資料館 原爆の子の像

相生橋 レストハウス
本川(太田川)が元安橋と分岐する位置にあるT字型の橋です。平和記念公園の北の端に位置します。明治11年(1878)に架けられた当初は、中島地区の北端を経由した「くの字型」でした。その後、北側にT字橋が増設され「工の字型」になりました。昭和14年(1939)に最初に架けられた部分が解体されて現在の形になりました。この橋は、原爆投下の目標となったといわれています。
もとは、昭和4年(1929)に大正屋呉服店として建設された建物です。昭和19年(1944)に広島県燃料配給統制組合の施設となり被爆しました。原爆投下時には37名の人がいたとのことですが、地下室にいた一人が奇跡的に生き残った以外は、全員が死亡しました。昭和57年(1982)から無料休憩所(レストハウス)として利用されるようになりました。

平和記念資料館 原爆の子の像
写真は西館です。隣接して東側に東館、西側には広島国際会議場があります。観覧料は大人で50円(子ども30円)です。昭和27年(1952)に制定された「平和記念都市建設法」によって建設されることになり、昭和30年(1955)に開館しました。
生前、佐々木貞子さんが入院先の病室で千羽鶴を折っていたことから、像の周りには千羽鶴が贈られています。修学旅行生などが贈った千羽鶴はかつては像の前に直置きされていましたが、度重なる放火事件などもあって、写真のように置き場が設置されました。

原爆の子の像について

 昭和33年(1958)5月5日のこどもの日の完成です。2歳で被爆して10年後に原爆による白血病で亡くなった佐々木貞子さんの死を悼み、彼女をモデルに同級生たちが建設運動を起こして建立しました。修学旅行生などが贈った千羽鶴が置かれていますが、心無い人達によって度々放火され焼失する事件がおこりましたので、千羽鶴置き場を設置し、ガラスケースに入れられています。

 碑文には「これはぼくらの叫びです。これは私たちの祈りです。世界に平和をきずくための。」とかかれています。

ページのトップ

copyright(C)社会科ちゃん