御影堂の東隣、東門近くのひとしお清淑な場所に小門があります。その門をくぐり、小さな池をこえた奥に、鑑真和上の御廟がひっそりとありました。 鑑真(688-763)
律宗の開祖。日本の学問僧の要請に応じて5回の渡航失敗と失明にも負けず、753年来日。
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この御影堂は興福寺旧一乗院門跡の遺構を復原移築したものです。この奥には鑑真和上の尊像が安置されていますが、6月6日の開山忌前後の3日間のみの公開です。
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隣接する北隣には宝蔵があり、同じ校倉造の国宝建築です。校倉造といえば東大寺正倉院の正倉が有名ですが、ここの校倉造はそれよりも古い最古のものといわれています。唐招提寺の創建以前ここにあった新田部親王邸の倉を改造したものとされます。
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