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教科書に出てくるお寺


唐招提寺
データ
所 在 地 奈良県奈良市五条町13-46
山  号 なし
正 式 名
別  名 建初律寺
宗  派 律宗総本山
創  建 天平宝字3年(759)
開  基 鑑真(過海大師)
開  山
本  尊 金堂:乾漆廬舎那仏像
講堂:弥勒如来像
おもな文化財 (国宝)
金堂 講堂 鼓楼 経蔵 宝蔵
そ の 他 律宗総本山
国宝 世界文化遺産
拝観案内
拝観料 600円(大人・大学生)
拝観時間 8:30〜17:00(受付は16:30まで)
交  通 近鉄 西ノ京駅すぐ
法隆寺西大寺
歴史年表
西 暦 元 号 出来事
759 天平宝字3年 天武天皇の皇子、新田部親王の旧邸地を賜って、唐僧の鑑真が来日して建立。
境内紹介
■境内
南大門 戒壇 講堂
天武天皇の皇子、新田部親王の旧邸地を賜って建立されたのがはじまりです。759年建立。寺名は唐の国から来朝した鑑真和上の招提(御仏のもとに修行する人たちの場=寺院)という意味です。南大門は鑑真和上千二百年遠忌を機とする寺院復興事業として天平様式に再建されたものです。
戒壇とは僧侶になるための授戒の儀式を行なう壇のことです。754年、同じく鑑真が東大寺に設けた戒壇としばしば対比されます。外構は失われていますが、その厳粛さはひしひしと伝わってきます。
講堂は平城宮からの移築です。現存する平城宮の建築物は、この講堂のみですので、その文化的価値は非常に高いと考えられます。堂内には、本尊の弥勒如来(鎌倉時代)および、持国天・増長天が安置されています。
鑑真和上御廟 鑑真和上御影堂 経蔵
御影堂の東隣、東門近くのひとしお清淑な場所に小門があります。その門をくぐり、小さな池をこえた奥に、鑑真和上の御廟がひっそりとありました。
 
鑑真(688-763)
律宗の開祖。日本の学問僧の要請に応じて5回の渡航失敗と失明にも負けず、753年来日。
この御影堂は興福寺旧一乗院門跡の遺構を復原移築したものです。この奥には鑑真和上の尊像が安置されていますが、6月6日の開山忌前後の3日間のみの公開です。
隣接する北隣には宝蔵があり、同じ校倉造の国宝建築です。校倉造といえば東大寺正倉院の正倉が有名ですが、ここの校倉造はそれよりも古い最古のものといわれています。唐招提寺の創建以前ここにあった新田部親王邸の倉を改造したものとされます。
0203法隆寺 0205西大寺
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